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空き家問題・空き家対策

近所迷惑の原因となる空き家
“適切な管理が行われていない”空き家

前述の空家等対策特措法1条では、「空き家」の前に「適切な管理が行われていない」という言葉がありました。これは非常に重要です。近所迷惑の原因となり、空き家問題を発生させるのは適切な管理が行われていない空き家(=管理不全空き家)なのです。

空き家であっても適切に管理されていれば近所迷惑の原因は管理者により除去されるからです。

例えば、空き家の定義に含まれる長年所有者が訪れていない別荘であっても、管理人が定期的に管理を行っていれば近隣住民への迷惑の発生は抑えられます。雨どいの破損など管理人が普段気づかない迷惑が発生しても、近隣住民は管理人に伝えることで大きな問題にならずに済むことでしょう。


管理不全空き家とはどんな空き家?

空き家問題に繋がる近所迷惑の原因は「管理不全空き家」なのですが、現実的に言えば、空き家の9割以上が管理不全空き家です。

空き家(1年以上居住実態のない建物)の中から、不動産会社の管理物件(賃貸・売買物件など流通中の物件)や管理人等のいる建物など「適正管理されている空き家」を除いた残りは全部管理不全空き家といえるでしょう。


「特定空き家」とは何か

空家等対策特措法2条2項に定義のある特定空き家とは「あまりに状態のひどい空き家」といった感じです。

現時点では特定空き家は極めて少ないこと、特定空き家は行政が近隣住民の意見等も踏まえて認定することなどから、空き家対策においては特に気にしなくてもいいと言えるでしょう。


管理不全はナゼ起こる?
所有者が適正管理しない理由

所有者が空き家を適正管理しない理由をざっくり2つに分けると「管理の必要性を感じていない」「管理が困難」です。

管理の必要性を感じていないというのは、近隣住民に迷惑をかけているという認識がない場合や、共同相続等の所有者全員が自分が管理する立場だと思っていない場合です。
管理が困難というのは、所有者と建物の距離が遠いとか、所有者の体調が悪く管理が難しいといった場合です。

空き家管理会社等に管理を依頼すれば距離や体調は理由とならないため、所有者が近所迷惑を知らないか軽く見ている等で「管理の必要性を感じていない」ということに集約されそうです。


管理不全空き家が発生しやすい環境

所有者が「管理の必要性を感じていない」ことが管理不全の理由であれば、管理不全を原因とする空き家問題は所有者の人的問題ということになりそうです。

しかしながら、現に空き家問題が起こりやすい地域というのが存在します。

京都が空き家対策の最先端地域であることは割と知られているところですが、その理由は空き家の発生理由や地域の特色と密接に関係しています。



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