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空き家問題・空き家対策

なぜ京都が最先端なのか
空き家対策の最先端地域・京都

京都が空き家対策の最先端地域なのは、行政(京都市役所)が空き家対策に力を入れているからとか、優秀な学者・研究者がいるからと言われます。もちろんそれは事実です。しかし、その根本にあるのは、京都は空き家問題が多いからに他なりません。

空き家対策とは空き家問題の解消であり、空き家問題は空き家を原因とする近所迷惑です。すなわち、京都は全国でも特に「空き家」と「近所迷惑」が生まれやすい地域だということができます。


空き家が生まれる理由

そもそも空き家が生まれる理由は「人が住まないから」です。ではなぜ人が住まないのか。結論的には理由は3つあり、それらの条件に京都、特に清水寺や祇園などを抱える東山エリアがものの見事に当てはまっています。

以前より京都では中心部から郊外への人口流出を「ドーナツ化現象」と呼んでいましたが、世代交代により中心部が空き家だらけになってきているのです。


空き家が生まれる3つの理由
高齢化が進み独居高齢者が多い

厚生労働省「平成20年~平成24年人口動態保健所・市区町村別統計」によると京都市東山区の合計特殊出生率は0.77で全国3,300超の区町村でワースト1です。同様に下京区(11位)、上京区(15位)、中京区(20位)もワーストランキング上位となっています。

下記2つの理由とも関連しますが、世代を超えて家が住み継がれないことで、高齢者世帯、特に独居高齢者世帯が増え、入院や施設入居、死亡などにより空き家が増え続けていくのです。


若い子世帯の流出

京都は歴史的な街並みが残っており、路地が多く古い家屋が未だ多く見られます。伝統的な京町家というのは「うなぎの寝床」と呼ばれる路地に入り口が狭く奥に長い家が並んでいるのも特徴です。

このうなぎの寝床は二世帯が住むには狭く、風呂もない構造であり、路地の奥にある家は、建築基準法で再建築ができないため、子世帯が独立や結婚を機に出て行ってしまい、親世帯が残ることになります。


子育て世帯の転入が少ない

京都は言わずと知れた観光地であり、また、京都の中心部では観光地と住宅地が隣接しており、住宅地も観光地基準で地価が相応に高くなっています。所有者が必要以上に高く不動産価値をつける傾向もあるように思われます。

家賃や物件が高価なために子育て世帯の流入が極端に少なくなります。独立や結婚を機に出て行った子世帯も、既に新居を構えていたり子供を転校させたくない等の理由により、親が亡くなり空き家になっても戻ってこないことが大半です。



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