平成28年度の行政書士試験結果が発表されました
合格率は9.95%

合格された方、おめでとうございます!

会への登録を済ませれば、もう同業者。今後のご活躍を期待しています。

平成28年度の合格率は9.95%で合格者数は4,084人でした。

なお、平成27年度の合格率は13.10%で合格者数は5,814人、
平成26年度の合格率は8.27%で合格者数は4,043人となっています。

都道府県別で見ると、12%以上の合格率だったのが、東京(12.03%)と愛媛(12.02%)、続いて福井(11.86%)、佐賀(11.84%)と東京を除いて上位の顔ぶれが入れ替わりました。
法科大学院卒受験者の絶対数の減少と都市部を中心とした予備校学習の限界が見え始めたと言ってもよいでしょう。


来年以降の傾向

何より、本年度の試験の難易度は昨年度と大きく変わらなかったように感じています。昨年度から大きく合格率が落ち込んだこともそうですが、「都市部が強く地方が弱い」傾向がかなり薄らいだ点が大きなポイントです。

かねてからの都市部の強さは法科大学院の数と資格予備校等学習機会の充実にあったと思われますが、少なくとも本年度は都市部の環境よりも学習方法・内容の方が合格に重要であることが現れたのではないでしょうか。。社会人経験や都市部以外での行政書士業務の在り方が見直されつつある現在、1人の行政書士として多くの社会人経験者、地方在住者に合格を勝ち取って欲しいと思います。

さて、来年の傾向ですが、受験者数自体の変動や本年度合格者の登録数なども加味されるでしょうが、おおよそ本年と難易度は同程度になるのではないかと考えています。

基礎知識+基礎からの応用という問題構造に立ち返り、マニアックな知識より理解を前提にした初見問題への適応能力を重視した本年度の傾向は、法律学習の在り方としても王道といえるでしょう。


涙を飲んだ方がすべきこと

もとより、試験直後の自己採点を終えた時点で本年の試験に向けて切り替えて学習を始めていらっしゃる方もたくさんおられます。

それらの方も含めて、受験経験者は必ず本試験の復習をして下さい。
不合格になった試験など見たくもないかも知れませんが、必ず復習して下さい。

「裏技」では知識で解く問題が半分、応用力で解く問題が半分と散々繰り返しています。その両者が本試験で混在していることを見極めて欲しいのです。
応用力で解く問題を知識でカバーしようとすると、来年も確実に落ちます。

本年が最後の受験生活となるよう、「裏技」で次こそ合格を勝ち取ってください。



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